2005年11月5日(土)


土曜日の予報が晴れだったので山梨のクリスタルラインを走って紅葉を見に行くことにした。
以前行って気に入った廻り目平キャンプ場に泊まる予定。
夜明け前に出発する予定が、なかなか寝付けず目覚めても体がだるくて、結局出発は8時半。
横浜バイパス・保土ヶ谷バイパス・16号といつものルートで津久井湖・相模湖を経て20号に
合流するまで3時間、結構道は混んでいた。
猿橋で最初の休憩。
意外といつも通り過ぎるばっかりで、しっかり見たのは今回が初めて。

 日本3奇矯の猿橋


そして一度通って見たかった笹子峠。
トンネルを通るとすぐの距離も峠越えは30分くらいかかる。
古びた昔のトンネルに感激。
昭和13年に開通したというから、その前はもっと上の山道を通っていたわけで、江戸時代に
甲府から江戸に出てくるのは半端じゃないのが良くわかった。
往時は交通の要だっただろうが、今は通る車もほとんど無いトンネル。
でもレンガ作りで素敵なデザイン。
回り道して素敵なものを見つけることができた。
ひっそりと佇む笹子トンネル 国の有形文化財に登録されている

いまは走る車もほとんどない峠道

笹子峠から勝沼方面の眺め

峠付近は紅葉が見ごろ

勝沼から塩山を経て恵林寺の前を通り雁坂トンネルの手前から林道杣口線が始まる。
ひたすら登ると大弛(おおたるみ)峠へと向かう川上牧丘林道と
乙女高原を経て木賊(とくさ)峠へ向かう荒川林道に分かれる。
クリスタルラインは荒川林道のほうだが、大弛峠へ向かうことにした。


大弛峠は標高2591mで車道林道では日本最高所らしい。
途中までは紅葉を楽しめたが、さすがに峠付近は紅葉も終わり寒々とした光景。
ここは冬季は通行止めになる。
峠までは完全舗装されていて比較的楽に到達できる。
そのせいで駐車場も手前の路肩も車でいっぱい。
ここは国師岳や金峰山の登山口になっていて登山客が
非常に多く、駐車場近くの山小屋前にもいくつもテントが
見えた。

 しかしこの時点で気温は5度。
 手袋をしていても指先がかじかむ寒さだ。


今日の目的地の廻り目平はこの先の道を下っていけば30分で到着するがここからUターン。
何故かといえば、この先は名うての悪路。
2年前にたかをくくって突入し、死ぬ思いをしたのでさすがにここを下る勇気は無い。
http://www.towa-circuit.co.jp/michinoku/mawarimedaira.htm

もと来た道を戻り荒川林道に入る。
クリスタルラインはこのあたりが水晶の産地だったことから付いた名前。
道幅は狭く大型バスは通行できないので、あまり観光化されておらず、紅葉の時期でも
落ち着いて走ることができる穴場だ。

乙女高原、ススキが一面に日の光を浴びて輝いていた
樹木の分布がナラやブナが多いからか黄色が主で赤い葉の樹木が少く
鮮やかさには多少欠けるがこの時期ならではの美しさを満喫できた
日本百名山の瑞垣山(垣の字は違うのだが変換できない) 増富温泉へと向かう道沿いの渓谷


信州峠を越えると道は広く緩やかになり、一気に下りきって長野県川上村に到着。
なんとか暗くなる前にキャンプ場に辿り着いた。



屋根岩の上に三日月が光る キャンプ場はこの山の裏

前回来た時は10月だというのにキャンプ場は満員だったが、さすがに今の時期は
閑散としている。
設営を終えると受付がある金峰山荘で入浴(400円)
温泉ではないが広い浴槽が気持ちよい。
しかし湯温がぬるめで長いこと浸かっていないとなかなか温まらない。
風呂から出ると薪を買って(500円)焚き火の準備。
ここはあちこちに石でかまどが組まれていて自由に焚き火ができるのが嬉しいところ。
もちろんテントはかまどのそばに設営し、久しぶりに焚き火を楽しむ。
しかし火をおこすのに手間取り、ちゃんと火が起きたのは1時間後。


アルミホイルに鶏肉とシメジ・マイタケを包み火の中に入れてホイル焼き完成


続いて鶏とキノコの混ぜご飯を作るが手抜きして米を水に浸す時間が少なかったため
ご飯がぼそぼその炊き上がり。
炊き込みご飯というよりチャーハンみたい・・・トホホ


火というのは本当に見ていて飽きない
しかし2時間ほどで薪は終わり焚き火タイムも終了しテントに戻った。

夜中に目覚めると非常に寒い。
テントのアウターを中から触ると濡れているので結露しているのかなと外に出て見ると
結露ではなくて霜で真っ白になっている。
バイクのシートも霜がびっしりで、温度計を見たら零度!半端じゃない寒さのわけだ。
冬用の装備はしているし、真冬のキャンプは何度か経験があるが、山の中の冷え込みは想像以上に厳しい。
空を見上げると一面の星空。
冬の天の川がうっすらと見える。
寒さのせいか鼻水が止まらず4,5時間ほど眠れなかったが、明け方とともに寒さが和らいできた。
ということは空が曇ってきたということだろう。
夜明けが近づく頃にようやっと再びの眠りについた。

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