初冬の白銀林道・金時林道

2007年12月8日、9日


熱海での忘年会旅行のついでという事もあり、それほど気合いが入った状態ではないが、せっかく近くに行くのだから
かねてから走ってみたいと思っていた白銀林道、明星林道を走るチャンスなので熱海までバイクで行く事にした。

西湘バイパスを抜け混雑する真鶴道路を避けて山側の旧道を走って集合場所の熱海駅を目指す。
途中の蕎麦屋で十割蕎麦を食べてから時間よりだいぶ早く熱海に到着。

十割蕎麦大盛り 1000円


事前に今夜の食材の魚を買っておこうと市場に行ったらすでに閉まっていた。
マイ包丁(出刃と柳刃)持参なのにいきなり肩すかしを食ってしまった。

駅前に行くとクルマで参加のAクン発見。
そして電車でくる3名をクルマで拾って買い出しに。
残りの一人は仕事の関係で遅れての参加だ。

この忘年会は普段芝浦の某和風イタリア料理店に集まる、仕事も年齢もマチマチなメンバーが温泉に入って部屋で
鍋を突きながら呑み明かそうという趣旨。
自炊施設のあるビラを2室借りて、土鍋・コンロを持参。
食材はすべて熱海のジャスコで買い出しして、ワイワイ言いながら宴会は五月雨式に開始。
昨年は男女混合だったが、今年の参加者は男ばかり6名。
2種類の鍋をメインに刺身やら焼き魚やら、豪華なメニューで盛り上がった宴会はやがて一人二人と沈没していく。
酔っ払ってもそのまま寝てしまえるのが実に楽でいい。




 宿は海を望む高台。
 間近に見える初島や伊豆大島を見ながら静かな海に日が昇る。


夜もそうだが、朝風呂のあとのビールは最高なんだが、今回はその朝の楽しみを敢えて捨ててのバイク。

一緒に林道を走ろうと誘惑した友人は残念ながら仕事で合流できなくなってしまった。
結局一人での走行だが、それが自分スタイルだから問題なし。

10時のチェックアウト後も皆ロビーでまったり、というかウトウト(笑)
そのまま寝てしまいたい気分だがそうもいかず、皆とはここでお別れ。

湯河原の温泉街を通り、奥湯河原温泉を抜けてつばきラインに入る。
今年の春にも湯河原温泉では一泊しているが、実はつばきラインを走るのはまだ二度目だ。

途中のパーキングから短いトンネルを抜けるとそこが白銀林道の入り口。
パーキングには大勢のバイクが停まっていたが、林道に向かうバイクは皆無。
お集まりの皆さんは舗装した道路しかお好きでないようだ。


白銀林道
入口の立派なゲートはオープン

原則一般車は進入禁止となっている林道なので、安全運転を心掛けのんびりと走る。
比較的道幅もあり普通乗用車でも問題ない路面だが、結構石が多くオフ車ベースの割には最低地上高が低い
トランザルプは気を付けないと底を石で打ちつける危険性がある。
比較的角の尖った石が多いのでタイヤへの負担もちょっと気がかり。

ただし尾根伝いを走る道は傾斜もほとんど無く、初心者でもビッグオフでも落ち着いて走れば問題ないレベル。
途中からは舗装区間が断続的に続き、展望台のある部分は場違いなほど奇麗な舗装路面だった。
この展望台からは相模湾が一望でき、真鶴半島が眼下に見えるまさに絶景ポイントだった。

その先はゲートがあり砂利がきれいに敷きつめられた路面が続く。
いつでもアスファルト舗装できる状態だから残念ながらいずれ舗装されるのだろう。
1km弱ですぐに舗装区間になり、最後に再びフラットなダート区間があって箱根湯本の温泉街手前で林道は終了。

途中に4,5か所のゲートはあるが全て開いていた。
ダートの距離は未測定だが、ダートを走行していた時間は30分強ではないかと思う。


白銀林道

横浜に住んでいると埼玉、群馬の林道は都内を抜けなければならず意外と遠く感じるものだ。
伊豆方面はアクセスが楽なのだが、現在伊豆半島の林道はほぼ全面的にゲートで閉ざされて走れない。
そういう意味では白銀林道は貴重な存在だ。

ところどころ展望も開け、明るい雰囲気の林道で比較的近い事もあり足慣らしには丁度良く、また練習がてら走って
みたい林道だった。

箱根湯本から箱根を越えて足柄峠に出ようと思っていたが、箱根へ向かう国道1号線は大渋滞。

前日少々寝不足だったので、もうこれで切り上げて帰ろうかと小田原・厚木道路に入った。
しかし、もう1本走ろうと思い直し途中から足柄峠へ進路変更!

途中の矢秀庵という蕎麦屋で今日も昼飯は蕎麦。

天せいろの大盛り
大盛りでも値段は並盛と同じ


金時林道の竹之下線は特にゲートも無く、ここから最初の分岐までは上りが続くが、適度にガレていて良い練習になる。
一番最初に走った時は正直かなりビビって恐る恐るという感じだったが、2度目、3度目と走るたびに楽しさが増してくる。
分岐から峠側に向かう支線に行ってみる(本当はこっちが金時線の本線だ)

出口はゲートがあるのでピストンなのは承知だが、せっかくだからね。
ここのゲートも普通のトレール車なら脇を抜けられそうだが、トランザルプでトライするにはかなり勇気がいる。
グラっときたら支えきれないし、そうなったら崖下に転落の憂き目だ。

再び先ほどの分岐点まで戻って先に進む。
この先中間チェーンゲートまでは路面は良いのだが、やたらと折れた木の枝が落ちている。
木に覆われて雰囲気も暗く、夏は涼しくて良いだろうが、この時期は寒々しい感じが漂う。

やがてカーブを曲がると唐突にチェーンゲートが現れるので注意が必要だ。
いい気になって突っ走っていると首つりになる。
いやチェーンの高さは腰くらいの高さなので首は吊らないにしても、そのまま潜り抜ける事はできないので、バイクが
引っ掛かって転倒は間違いなしだ!

前回はここで素直に引き返したが、その後いろいろと悪知恵(笑)を授かったのでちょっとアプローチを工夫してワープ。

その先は現在伐採作業の真っ最中で(この日は作業は休み)伐採されたばかりの杉丸太が道端にたくさん積まれていた。
路面は完全に土になり、水たまりのある前後はトラックの轍が深く刻まれて、ちょっと走りにくい。
モトクロスコースを走りなれた人なら面白く感じるのかもしれないが、私は転んだ時の泥まみれをイメージすると、思いきり
突っ込む気にはなれない。

金時林道の後半は薄暗い杉林の中を本当のダート路面が続き、眺望を楽しめる場所はほとんどない。
そして終点はしっかりしたゲートが塞いでいる。
ゲートの脇も左右とも大きな石でガードされているが・・・

某サイトで学習した方法で何とか通り抜けてみると、その先は某施設の敷地内。
そこを出ると乙女峠−御殿場を結ぶ国道138号に出て右に曲れば5分で御殿場インター。
さっさと東名に乗って一路帰宅した。

金時林道は思った以上に距離が長く走りやすいと言いたいところだが、日が当たらないせいか結構ヌタヌタ区間が多くて
イマイチ楽しめなかった。
轍の深いコーナーが随所にあったので、気を抜くとタイヤが嵌って転倒の危険性があるので注意しよう!
私には竹之下線のちょいガレ斜面が一番楽しめた。

とはいえ御殿場側のゲートで引き返して往復すれば20km以上の連続ダートを走れるので、また今度走ってみるか。

もうひとつ予定していた明星林道は入口が判らないのと、時間が無くなったので今回は諦めた。
ここも含めていずれ再チャレンジしてみよう。

金時林道
竹之下金時線入口
金時林道入り口ゲート
中間のチェーンゲート
切り出された木材が積まれる
転びたくないヌタヌタ路面
出口の頑丈なゲート
ちょっとてこずったが
脇を通過して脱出

INDEX