2002年11月16日(土)・17日(日)


あらたに購入した製品のテスト、及び寒い時期のキャンプの経験を積むために
11月16、17日に静岡県富士市の野田山健康緑地公園金丸山広場でキャンプを行った。
この場所を選んだのは無料だから。

ガイドブックで見ても、神奈川県周辺で無料でキャンプできるのはここだけ。
オートキャンプ場ばかりで4,5千円の料金の場所ばかり。
とてもじゃないが一人でキャンプする意味が無い。

道志渓谷沿いには、安いキャンプ場もいくつかあるけど寒そう(いいのかそんな軟弱で)
まあ目的地は暖かい(多分)四国だからたぶん大丈夫だろう。
とりあえずテストに出発。

朝の寒さにグズグズして10時に自宅を出発。
横浜新道・新湘南バイパス・西湘バイパスを経て箱根から国道1号。
箱根は紅葉が真っ盛り、のろのろ運転の車の後をついて久々の箱根のコーナーをのんびりと登る。

頂上でちょっと霧が出たが、大した影響も無く芦ノ湖へ。
駐車場がめちゃ混みなので素通りして箱根峠の道の駅で休憩。
さすがに寒い。

カイロを出してジーパンのポケットにねじ込む。
首筋も寒い。
防寒対策は足と首を考えなくては。

三島に一気に下り、三島大社で交通安全のお守りを購入。
沼津のショッピングセンターで炭やら手袋(火遊び用)を買って(しかしこの店は広かった)
わかりにくい道を迷いながら、クルマ一台がやっとの山道を(ガードレール無し・もちろん照明もなし)
不安にかられながら登り、4時ころにキャンプ場(ていうか、ただの広場かな)に到着。

駐車場から階段をちょっと上がると広場が目の前に、管理人は不在で勝手に好きなところでどうぞという感じ。
この時期なのに先客がすでに2組。

一組は車で来ているグループ。
もう一組は自転車で来ている二人組。
グループはうるさそうなのでなるべく離れた場所を選ぶ。

広場にはテーブルとベンチがいくつか設置されているので、必然的にそのそばが設営スペースに
なるが、あんまり奥もトイレ・水場に離れるので、自転車組のふたつ隣のテーブル脇に場所決定。
だいぶ設営も慣れてきた。

自転車組が、横で感心して見ている。
彼らはまだテントを買って2回目だと言っていた。

設営が終わって、さあ水を汲みにいこうと炊事場に行くと「この水は飲めません」との看板。
マジかよ。水なんか持ってきてないぞ。

暗くなってから、ここまでの道を登ってくるのは恐怖なので、水を買いに即アヴェニスに飛び乗る。
ふもとの道の駅でミネラルウォーター(500x4本・自販機しかなかった)を買って、大急ぎで山に戻った。
最初に来た道とは別ルートがあり、こちらのほうが道はましだった。


夜遅くなってから(10時ころか)やってきたオフロードバイクの二人連れが、すぐ近くにテントを設営し
その後に合流した人と3人で、深夜3時くらいまで話をしているのには参った。
ちょっと常識ないぞ!!

常識無いといえば、自分が設営した場所は、前に使用した人間のごみが散乱。
ビールの空き缶はあちこちに投げ捨ててあるし、ビニール袋・ビールケース等が放りぱなし。

最低の奴等だ(怒)

仕方ないから帰りに全部拾って帰ったけど、大きなごみ袋一つ荷物が増えた。
とても家まで持って帰れないから、道の駅で分別して捨てさせてもらった。
ああいう輩がいるから、あちこちキャンプ禁止になっていくんだろう。

ああ!情けない。



サイトは芝
     
 

気持ちの良い芝の広場

正面にうっすらと富士山が
 

本日の荷物一式


帰路は富士川を身延山方面に遡り、芝川町に新稲子川温泉ユートリオという日帰り入浴施設があったので
立ち寄って1時間ほどのんびりと風呂に入る。
透明な単純泉で内風呂と露天風呂があった(入浴500円)

体を温めた後は富士山方面にコースを変えて白糸の滝に立ち寄った。

駐車場から両側に売店のある道を通りまず音止めの滝が現れる。
高さ25mでなかなか豪快な滝で流れ落ちる水の音もかなりの音量である。

仇討ちで有名な蘇我の兄弟にまつわる伝説から付けられた「音止め」の名前。
この音がピタリと止んだのだとしたらすごい事だが?

さらに進み階段を下っていくとやがて前方に白糸の滝が姿を見せる。

前方を塞ぐ壁の至る所から水が染み出し幾筋もの美しい流れが丁度盛りの紅葉に映えてえもいわれぬ優美さを
醸し出している。
予想を良い意味で裏切る美しさであった。



新稲子川温泉ユートリオ

   

音止めの滝

紅葉が映える白糸の滝

マイナスイオンをたっぷりと浴びた


滝を見終わり富士宮市外から富士インターに入り東名で一路横浜町田ICへ。

荷物満載の高速走行であったが特に運転性がスポイルされる事もなく、東名から保土ヶ谷バイパス・横浜新道・国道1号ルートで
帰宅した。