2003年5月10日・11日

GWの連休は遠征を自粛、釣雑誌を眺め釣道具をいじって気持ちを紛らわしている。
しかしネットオークションでいろいろと買い込んでしまったので装備は充実してきた。
まず竿だ。がま磯が2本。プレシード1.5号5.3mとRX1号5.3m。
プレシードは式根島でのメイン竿になるだろう。
古いモデルだがさすがにがまかつの高級モデル。
見るからに品格がある。
2号から3号ハリスで50cm級の尾長を釣り上げよう。
RXは外房なので使うのにちょうど良さそう。
今まで使っていたプロ磯はトップも折れてしまったしサビキ竿として使うことになるだろう。
尻当て・グローブと予備のベストも手に入れた。
円錐ウキは大量に仕入れたので当分購入の必要はないだろう。
初回の釣行に比べると随分充実した装備。
あとは技術を磨いてかけた魚は釣り上げるのみ。

落札したベスト・ブーツ・尻当て・グローブ
5月1日 東海汽船に予約を入れた。
行きは特1等しか空いてなかった。
連休明けでも混んでるんだなあ。
というか同じ考えの釣り人が大挙して押しかけるのか?
とにかく次の釣行は決まった。
費用も何とか捻出しよう。
6月までにとりあえず40cmオーバーを釣り上げる。
今までは技術もそうだが、釣るんだという強い気持ちが足りなかったんだろう。
目標達成の条件を具体的に考えてみよう。

1.まず魚影の濃い場所に行くこと。
2.良い時間帯を外さない
3.コマセの流れを常に考える
4.まめにタナ・仕掛けをチェックする
5.絶対釣るんだという強い気持ちを持ち続ける
6.技術の上達を心がける
7.ポイントを見る眼、潮を見る眼を養う
8.何より安全第一
9.装備を洗練させる

5月2日 そろそろ夏磯の雰囲気、釣れるものも変わってくるだろう。
イサキ・タカベそして青物も回遊してくる。
今回は暗くなるまでやってみようかな。

5月6日 オークションで背負子を落札した。
今回は背負子にロッドケース以外の荷物を一まとめにして行くつもり。
小物類もだいぶ揃ってきたし、虫除けスプレーも買った。
今回の釣行はそれなりの格好がついてきそう。
インナーロッドはあらかじめリールをセットしておかなければならないので
今のロッドケースでは竿が入らないので磯用のロッドケースだけは購入しなければ。
暑くなって来たので保冷対策もまじめに考えないと。
毎日色々と考えているうちにすぐに金曜日がやってくる。

5月7日 アミコマセと配合剤は持参しなくてはならない。
氷は凍らせたペットボトル3本と保冷材を持参し、そして帰りに氷を一袋買って帰れば万全。

5月8日 オークションで磯クールを落札した。
上州屋でロッドケースも買ってきた。1480円だった。
イサキ狙いのサビキも何枚か買った。
それからペットボトル替りの水筒も買っておいた。
あとはウエアだな。
これが結構いい値段がする。
気長にオークションで掘り出し物を探そう。

5月9日 昨日落札品のバッグと背負子が届いた。
早速今回の釣行で使うことにする。
いよいよ今夜出発だ。
3週間ぶりの式根島、心が躍る。
潮回りは良くないが来週、再来週も行くつもりなので今回ダメでも次がある。
行きは特1等なのでゆっくり寝ていけるだろう。
風は東向きの可能性が高い。
孫市あたりは入りにくいかもしれない。
今回は犬の首あたりが狙い目になるかな。
満潮が昼時、夕マズメは干潮だ。
釣り場へのアプローチが大変だけど前回の釣り場でやってみるか。


5月10日(土) 犬の首
行きの船はすぐに寝付いたがそれでも睡眠時間は3時間ちょっと。
同室の人は新島勤務のお医者さん。
これから半年赴任するそうだがバイク(250cc)をコンテナで運んでいた。
片道7000円だそうだ、高いなあ。
土曜日は微風でどこでも(空いていれば)入れそうだったので犬の首に行ってみた。
前回やった場所で2時頃まで竿を出したが餌取りの猛攻でメジナの姿は見えず。
たまにかかるのはベラばかり。
1時過ぎから餌取りの姿が消えて期待を高めたが消しこまれたウキの相手はヒメジ。
25cmほどのヒメジでそれなりに引いたがリリースしてあげた。
しかし後から食べてみて美味だったのでこれも持って帰れば良かったな。
前回同宿だったO氏が先端でカゴをやっていたので途中からその横に場所を移動。
初めはヒメジが2尾続いたが夕マズメにまず口太の35cmを釣り上げ
続いてより強烈な引きで磯際でタモ入れを手伝ってもらい36cmの尾長を追加。
目方も結構あってサイズも微妙に自己記録更新である。
やはり尾長の引きは口太に比べて強烈だった。
そのままケミホタルをウキに装着して夜釣りに突入。
よりサイズアップを目指したがミナミハタンポの猛襲にやる気をそがれ8時前に納竿。
O氏はアカイカを3杯上げていた。
それでもなかなか楽しめた初日だった。
プレシードも軽く非常に取り回しが楽な上に、振り込みやすくて買って良かったと実感した。
残念なのは背負子の造りが非常にチャチでベルトの取り付け部が外れたり
フックが簡単に緩んでしまったりしたことで、出発前にベルトを補強しておかなければ
悲惨なことになるところだった。
磯際でのやりとりの難しさと未熟さを感じたが、そのことも含めて勉強になる一日だった。
しかし何度行っても犬の首先端までの道のりはキツイ。

5月11日(日)  ヒッコンドー
日曜日は早起きしてヒッコンドーへ。
アタリが出始めたのは8時近くになってから。
25cmを釣り上げさあこれからというところで、そこそこの手応えのアタリを
右側の根に入り込まれてハリス切れでバラシ。
その後は追釣できずに納竿。
ヒッコンドーでのバラシのリベンジは今回もお預けになってしまった。
しかもタモの枠を落とす失敗までしてしまった(回収できず)。
まあ徐々にサイズは上がってきている。
40cmオーバーはそれほど遠いことではなさそうだ(希望的観測)
船待ちの桟橋ではタカベの姿が見られた。
時間があればサビキで狙いたかったなあ。
帰りはまたまた1等船室貸切でのんびりと帰ってこれた。

今回の釣果
メジナ  35cm 2尾 ・ 25cm 1尾
ヒメジ  30cm 1尾 ・ 25cm 1尾

用品のインプレッション
背負子       前述のように期待はずれ・補修が必要
プレシード     使いやすくて最高 
磯クールバッグ  磯に持ち込むにはちょっと大きい
マゼラー      便利だけど先が緩みやすい
ラインカッター   ピンオンリールとのコンビで作業性向上 
ヒップガード    それなりに楽かな
スカリ        2日間とも使った