刈田峠を越えて山形県に入ると雨も上がり、日が差してきました。
行き交うクルマも少なくさわやかな初秋の空気の中、快適なツーリングが続きます。 
ただし暖かくなって寝不足もあり、かなり眠くなってきました。
ちょっとやばいぞ。


蔵王エコーラインを山形方面へ向かう

道端に咲き乱れるコスモス。この先あちこちで見かける風景です

刈入れを待つ稲穂 飛び交う赤とんぼ 日本の秋
 
山形市内に入り奥の細道で有名な「山寺」へ行こうと向かいますが、眠気がピークになり
かなり危険な状態。 
途中のコンビニでおにぎり二つを買って駐車場に座り込んで昼食、そしてしばらく、うつらうつら
していました。
結局山寺行きは時間が厳しくなってきたので断念し今夜の宿泊地、鳴子温泉に向かいます。
国道13号は東北の背骨を山形から秋田へと走る道路。
道幅も広く快適なクルージングです。

将棋の町、天童も通り抜けるだけ。
一時期将棋にこった時期もあるので、時間があればいろいろ見てみたい所もあるんですが・・・

道の駅「むらやま」で今夜のつまみに牛タンと茄子の漬物を購入。
道の左側にはそば畑が広がっていました。
このあたりは隠れた蕎麦の名所だそうです(すでに有名か)
尾花沢市に入ったところで急にまた雨が降り始め、あわててレインウエアを着る事に。
R13から県道28号に入り、山刀伐峠を越えて宮城県に入ります。
この道は芭蕉ゆかりの街道で、峠は奥の細道最大の難所で旧道の峠には芭蕉の句碑もある。
新道を通ったバイクは何と言う事無く通過。
鳴子は、数年前に仙台スタジアムにサッカー観戦に来て、仲間と泊まって以来、通算3回目ですが
今回はまったく逆方向からの鳴子入り。 
R47を陸羽東線の線路を見ながら、鳴子峡を過ぎて鳴子温泉に到着。
鳴子渓はまだ紅葉には早かったのですが、その時期にはさぞやと思わせる景観です。

10数年前に社員旅行で一度利用したことのある、鳴子温泉ビラに迷いながらもチェックイン。
部屋はきれいな洋室。
ビラなので冷蔵庫や簡単なキッチンがあります。
早速買出しにでかけ夕飯の食材とビールを調達し部屋で一人今日の無事を祝いつつ乾杯しました。

 ベッドで一息

新しくできたきれいな露天風呂は透明な弱アルカリ性単純泉。
やや熱めの湯にのんびりと浸かれば、長旅の疲れはゆっくりと消えていきます。

さあ明日は田沢湖を目指します。


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