6日目 1月3日  佐賀県呼子町 − 長崎県鹿町町
晴れ

明け方に小雨が降ったので朝、虹が出ていた。
夕方の虹は良く見るが、朝から虹を見たのは初めてかもしれない。
なんかいい気分♪
キャンプ場の隣は牛の放牧地になっていて、撤収を済ませて出かける私を
牛たちが見送ってくれた(実は振り向いてもくれなかったが)




本日の予定は東松浦半島の残りを周って長崎県に入り、平戸島を見学したあとは
西彼杵半島を通って、できるだけ長崎市に近付く事。

加部島で九州でも最古の歴史を誇る神社の一つ「田島神社」を参拝。
これが今年の初詣になったのでおみくじを引いてみた。
結果は「末吉」まあ良しとしましょう。
旅の安全を祈願し、交通安全のお守りを買って呼子大橋を渡り島を出た。


田島神社
呼子大橋 
加部島の「風の見える丘」展望台から

東松浦半島の先端に突き出す波戸岬の海中展望塔で、玄界灘の魚の生態をお勉強。
外房の勝浦や伊豆の下田、あちこちにこの手の施設はあるけど、魚好きな私には見過ごせない。
海の上の橋を渡り、螺旋階段をぐるぐると下りていくと、丸い窓から海底の様子が見える。
最初は小さなフグばっかりだったが、良く見るとかなり大きな黒鯛が群れている。
メジナはあまり大きいのはいなかったが、黒鯛はゆうに50cmを超えるのがウヨウヨ。
こんなに魚影が濃い場所に来てるのに、時間に追われて釣りが出来ないなんて
残念!!

海中展望塔 大人550円
黒鯛やメジナが悠々と泳いでいた

波戸岬を出てからは半島の西岸を南下して、伊万里市を目指す。
このあたりは棚田が多く、冬なので色彩が乏しいが、
春から秋にかけては美しい景観が見られそうだ。
棚田の段差にはきれいな石垣が組まれている。
九州は石橋も多いし、石を上手に使う文化が発達している。
これも大陸文化の影響なのか?


棚田

伊万里の市街から伊万里湾の西岸を今度は北上して長崎県の松浦市に入った。
このあたりの地名はすべてお尻に免という字が付く。
上免、下免、庄野免、浦免・・・
気になって翌日地元の人に聞いてみたが由来は分からないようだった。

田平町で昨日の目的地だった中瀬草原に立ち寄ってみたが、広々とした草原が広がる
気持ちの良い場所で、キャンプするには良い場所だ。
ただし海からの風が強く、風を遮る場所を見つけるのが大変だろう。
平戸で観光に時間がかかりすぎた場合は、ここでキャンプする可能性もあるので
一応テントが張れそうな場所の目処は立てておいた。



中瀬草原 広々とした草原は無料のキャンプ場になっている
次へ