2007年GW北陸ツーリング

5月3日 晴れ一時雨

GW前半の北海道旅行で風邪を貰って帰り体調は芳しくない。
従って連休後半は予定していたツーリングは中止し、静養に努めるつもりでいた。
5月3日の朝目覚めると思ったよりは回復している。
そうは言っても無論自重して、今日はツーリングに出かけようとは思ってもいない。

そういえば午前中に仲間たちのフットサル練習が横浜市内の体育館である。
参加できない予定だったが、まあ顔だけでも出して帰りに一緒に昼飯でも食べよう。
そう思ってバイクにまたがり体育館に向かった。

外は快晴で気温も暑いくらいだ。
バイクで走るにはもってこいの気候ではないか!
体育館で練習を見学し(ちょっとプレーもしたが)近所のファミレスで昼食を食べながら談笑し自宅に帰ったのが
午後3時前。

何故かすぐにキャンプツーリングのパッキングを始め出発してしまった。
あまりの天気の良さに耐えられなかったのだ(笑)

この4連休は2日深夜から出発して、富山県の称名滝、福井県の丸岡城を見てから敦賀半島はじめ若狭湾の
半島巡りをして丹後半島まで行くのが当初の予定だった。

出発がすっかり遅くなったことと最終日が雨の予報なので日程を短縮して2泊で回れる範囲を走ってこよう。

自宅から府中街道を経て調布インターから中央道に入ったが、午後にも関わらず下り線が元八王子バス停付近
で渋滞していた。
幸い大したロスも無く渋滞を抜けると、今度は雨がパラパラと降ってきた。
路肩にバイクを停めて合羽を着こみ、ナビに防水カバーをかぶせる。

雨は相模湖から笹子トンネルまでの区間ですぐ上がったが、夕方になり冷え込んできたので防寒を兼ねて合羽は
着こんだままだ。

途中の原SAで早めの夕食を取ることにして、前回食べられなかった駒ヶ根名物のソースかつ丼(700円)を食した。
ご飯の上にキャベツを敷き上に乗った揚げたてのカツにウスターソースとデミグラスソースがブレンドされたような
ソースがかかったシンプルな味で、まあ予想通りの味だったができればちゃんと市内で食べたかった。
まあまたチャンスはあるだろう。

    今日の夕食はソースカツ丼


明日の予定(称名滝)を考えて、青木湖か木崎湖周辺のキャンプ場で泊まれればと思っていたが、松本インターを
降りた時点で19時になりすでに日は暮れて暗くなってしまった。

あまり遅い時間にキャンプ場に行くのは他の客の迷惑になるので、適当に道の駅で野宿でもしようと思い、その前に
風呂を探すことにした。

今回がツーリングでの本格運用デビューになるポータブルナビ「迷WAN」には現在地の周辺情報を見る機能があり、
温泉施設を探すとインターからほど近い場所にスーパー銭湯のような施設があるようだ。

ナビの案内に従い進むと大きな複合商業施設の中に「瑞祥」という施設はあった。
入浴料600円を払い中に入ると露天風呂を始め5,6種類の浴槽が揃った立派な施設で、単なる銭湯かと思ったが
温泉成分分析表も貼ってあったので、お湯は一応温泉らしい。

    瑞祥

風呂から出てさっぱりした気分でさあ今夜の寝床探しだ。
大町方面に20km弱走ると道の駅「安曇野松川」があるので、まずそこをナビの目的地にセット。

すっかり暗くなった道をナビの案内を頼りに進む。
いつもなら暗い中、途中途中止まっては地図を確認するのは面倒な作業だが、今回はノンストップであっさりと
道の駅に到着。

駐車場には車中泊するらしい車が20台近く止まっている。
野宿できそうな雰囲気か周囲を偵察すると、建物裏に4バッグの自転車を傍らに置いたチャリダーを発見。
さっそく話しかけると、今夜はここで野宿だそうだ。
仲間がいると何か心強い。
よし!ここで野宿決定だ。

施設の裏の軒下に荷物を運びこみ野宿の準備。
今夜はテントは張らず寝袋だけで寝るつもりだ。
まあこの程度の気温なら大丈夫だろう。

途中でビールを買うことができなかったが、わざわざこれから買いに行くのも面倒だし、病み上がりだから
今夜は酒を抜こう。
10時過ぎに寝袋に潜り込み、初めての道駅+寝袋のみ野宿の夜は更けていった。
BGMは近くのたんぼから聞こえるカエルの鳴き声だ。

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