ヤフオクにて中古で購入したパニアケースの積載テストを兼ねて、寒い中を房総半島にキャンプツーリングに行って来た。
パニアケース装着での走行フィーリングのテストが主眼なので走りには重点を置いていないので、一泊ではあるがツーリングと
言えるほど走ってはいないのだが・・・
出発前に以前一度利用したことがある内浦山県民の森キャンプ場に電話して予約。
ここは通年利用のキャンプ場だが、さすがにこの時期に他にキャンプ客などいないだろうな。
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ついにパニアケースを装着した
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アクアラインを使えばすぐに着いてしまうし、途中に寄り道する予定も無かったのでゆっくりと準備をして10時ころ自宅を出発した。
木更津から内房の海岸線をぐるっと回って舘山・白浜経由でキャンプ場がある小湊まで行くつもりだったが、途中のR127が
ちょっと渋滞していたので、鹿野山方面にルート変更。
名前は知っていたが立ち寄った事の無い鹿野山神野寺の前を通ったので寄ってみた。
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鹿野山神野寺
宝物殿も有り寺宝を展示してあるので500円払って見てきた。
雑多な印象を受けたが古い像や屏風絵(ボロボロだった)、江戸時代の籠や
何故か多くの動物の剥製などがあった。
ここは昔、飼っていた虎が逃げ出して大騒ぎになった事でも有名なのだ。
まあちょっとした歴史の勉強になったかな。
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九十九谷展望台公園
知り尽くしているつもりの房総半島も、まだまだ未知の魅力的な場所がたくさんあるものだ。
神野寺からすぐの地点で突然開けたこの展望にはちょっと感動した。
写真は視野の1/3くらいですが肉眼では180度に渡り眼下に丘陵が広がる。
ゴルフ場が多いのがちょっと残念ではあるが。
ここ白鳥神社下の九十九谷展望台公園からは、高宕山などの上総丘陵が幾重にも連なる山並みの風景を一望できます。 これらを総じて「九十九谷」と呼び大町桂月は「天下の奇観」と激賞しています。 (君津市による案内看板より)
*大町桂月(1869−1925)高知県出身の文人
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その後久しぶりに房総スカイラインを通り、鴨川有料道路経由で鴨川市内に出てキャンプ場に到着。
途中のトンネルでパトカーに追われた軽自動車が反対車線を猛スピードで逃走してきた現場に遭遇。
運転している若者の目は完全に逝っちゃってた。
あのあと事故無く逮捕されたのだろうか?
あんなのに巻き添えを食ったら、たまったもんじゃないな。

途中の道の駅「ふれあいパークきみつ」で天もりを食べたが、天婦羅がカラッと揚がっておらずイマイチだった。
キャンプ場は600円と値段が手ごろで、場内の宿泊施設の風呂にも別料金だが入れるのが魅力だ。
この時期にキャンプする物好きはさすがに他にはいないので、一人静かに体が温まるように豚汁を作った。
冷酒を飲みながら熱い豚汁を食べるのもオツなもんだ。
この辺は猪が出るらしいが今晩だけは勘弁願いたい。
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内浦山県民の森キャンプ場
天津小湊からあじさいで有名な麻綿原高原に向かう途中にある。 キャンプ場・バンガロー・宿泊施設が整っている。
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第2キャンプ場のサイト
小型テントは1泊600円
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サイト脇の道路から階段を下る。
サイトへのバイク乗り入れは不可だが
道路脇のトイレ前に駐輪できる。
目の前の林道は夜間通行止めなので静かだ。
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宿泊施設「せせらぎ」キャンプ場の受付はここで。
風呂も315円で利用できる。
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荷物の搬入にはリアカー、一輪車を借りられる。
ごみは分別して無料で捨てられる。
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冬季キャンプ
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冬のキャンプはなんと言っても寒さとの戦い
そんな寒さ対策のアイテムがこれ
カセットガスで燃焼するヒーター
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テントの前室でしばらく点けておけば
テント内の温度はかなり温まる |
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前室は下側は結構開いているので
一酸化炭素中毒の心配もあまり無いが
もちろん点けっぱなしにはしない。
温まったところでテントを締め切って
しまえば大丈夫だ。
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そして使い捨てカイロを寝袋の中に何個も貼り付ければ万全。
思った以上にテントの中は暖かく過ごせる。
冷えは地面から一番来るので地面に対しては下から
グランドシート・テント底面・テント用銀マット・断熱シート・エアマット・寝袋(−5度まで対応)
と何層にもして冷気を防ぐようにしている。
その代わり寒さ対策の代償として荷物が増えるのはやむを得ない。
夏場の5割り増しといったところだろうか。
今回は1泊なのでパニアケース3個に何とか収まったが、数泊する場合は着替えや食料品が増えるので結局リアシートにも
荷物を載せないと駄目だろう。
相変わらず過積載ライダーは卒業できないようだ(苦笑)。
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翌日はR410を通り久留里を抜けて途中の酒蔵でお土産の日本酒を購入して木更津からアクアラインで帰った。
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房総は水が良いので酒蔵が多い
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清酒「天乃原」の純米吟醸と生酒を購入した
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