トラブル連発!!
恒例紅葉の廻り目平キャンプ2007

2007年11月2日(金)〜4日(日)

2日目

いやあ冷え込んだぁ。
6時43分の気温は0℃
当然夜明け前はもっと寒かったわけで

テントには霜がびっしり
当然バイクも霜がびっしり

 
でも見上げれば秋空に高いうろこ雲、この時期だからこそ見られる空だ。

                   
               土曜日の朝はまだ駐車場もガラガラだが翌日には車でいっぱいになる。

  各自朝食の準備をして

さあ問題のパンク修理だ。
タイヤを見ても何かが刺さった跡は見当たらない。
期待を込めて瞬間パンク修理剤を注入する。
パンク修理剤を使うのは30年ぶりじゃないだろうか?。
白い泡がタイヤの中に吸い込まれていき、タイヤが徐々に膨らんできた。

しばらく見ていても空気が漏れている様子はないようだ。
キャンプ場の周りをちょこっと走ってみたが大丈夫なようで、どうやら効果があったようだ。
いやぁ、良かったぁ(*^_^*)
これで林道に向かう事ができる。

ダメだったら、せっかく林道走行を楽しみに来てくれた教官さんに顔向けできないところだった。

今日はキャンプ場に荷物を置いて身軽な格好で林道へGO!
トランザルプが2台連ねてキャンプ場からすぐの相木川上林道の入り口へ到着。
そのまま一気に林道へ突入する。

どうやら前回走った時よりは路面は荒れているようだ。
やはり台風の影響が残っているのだろうか?
それでも気分よく沢に沿った緩やかな登りを上がって行く。

しかし・・・

あれ?

ハンドルがぶれ始めた。

やっぱり前輪がダメだ(泣)

完全に空気が抜けてしまった。


        
        
        

ダメもとで教官さんのパンク修理剤を拝借して再び注入してみるのだが・・・

しかし今度は効果なしだった。
ああ!目の前には林道が続いているというのに・・・

ここから無念の撤退となってしまった(涙)

前輪がパンクしたトランザルプでノロノロと戻って行く。
舗装路に戻り、県道手前の交差点で教官さんの空気入れで空気を入れてみたものの、今度は入れたそばから抜けてしまう。
幸い2kmほど先にガソリンスタンドがあるので、そこまで時速20キロほどで路肩をゆっくりと走っていく。

途中に自動車整備工場があったのだが生憎休み。
今日は土曜日とはいえ文化の日なので、ほとんどの所は休みなんだろう。
なんとかスタンドに辿り着き、とりあえずコンプレッサーでエアを入れてみるが、やはりシューシューと音を立てて空気が漏れて行く。
完全にチューブがダメになったようだ。

教官さんは「この先に修理できるところがあるか見てくる」と言って探しに行ってくれた。
ソロツーリングだと非常に心細い事態だが、こういう時に仲間がいると本当に心強くて助かる。
私はとりあえずビードの落ちたタイヤからチューブを外してみようと試みる。
するとスタンドのおじさんが「パンク修理ならできるよ」と言って修理に取り掛かってくれた。

     
                 一人で給油の接客の合間を縫っては前輪を外し、チューブを外す。


                   
              

外したチューブに空気を入れてみると以前にパンク修理したパッチの所から空気が漏れていた。
チューブとパッチの接着面に隙間ができて、そこから漏れていたが、幸いそれ以外には特に穴はなさそうだ。

「これなら直せるよ」の言葉を聞いた時はまさに地獄に仏。
教官さんに連絡を取って戻ってきてもらう事にした。

1時間ほどの作業でパンク修理は無事終わり、タイヤは元通りにバイクに装着された。

修理代は?と聞くと1000円でいいとのこと。
それではあまりにも安いので3000円渡すと、辞退するので2000円だけ受け取ってもらった。

何でも今日は他の従業員が休みで、たまたま応援に来ていたそうだ。
昔は整備士だったので修理ができた訳で、工具も自前のものを持ってきていたそうだ。
もしこの人がこのスタンドにいなければ今回のツーリングはここで終わっていたかもしれない。

そういう意味では実にラッキーだった。
これで午後から気持ちを切り替えて林道に行けそうだ。
しかしいきなり林道に突入するのもリスクが多いので、まずは蕎麦を食べて腹ごしらえ。
先に南相木ダム周辺の紅葉を楽しんで、それから林道に入る事にした。


 
ここに来ると必ず寄るお気に入りの善慶庵で新蕎麦を味わい(新鮮な高原野菜を使ったメニューがいろいろと付く)
馬越(まごい)峠を越えて川上村から相木村に入る。

          峠から登って来た川上村を振り返る

南相木ダムは昨年も行ったのだがダム湖の奥三河湖周辺ばかりではなく、そこに至る渓流沿いの紅葉が美しい場所だ。
今年はちょっと時期が遅かったか、だいぶ葉が落ちてしまったが、それでも紅葉の中を走るのは実に気持ち良い。

ダムに近付いた所で1台のトランザルプ600にすれ違がった。
あっ!珍しいな、と思ってそのまま通り過ぎたのだが、しばらくすると通り過ぎたトランザルプが戻って来た。
ダムの駐車場まで戻ってもらい話をすると、今日合流すると自分のblogに書き込んでくれていたそうだ。
昨夜も今朝もblogは携帯で見たのだがコメントまでチェックせず、気が付かなかったのだが去年のトラミでお会いしていたkajiさんだった。

これでトランザルプが3台揃うという珍しいツーリングになった。
kajiさんは昼食がまだで、美味しい蕎麦が食べたいというので先ほどの善慶庵を紹介し、後ほど林道入り口で合流することを約束して別れた。
南相木ダムはロックフィル式のダムで、珍しい事に真上からも真下からもダムを眺める事ができる。

さて我々2名は近くの温泉「滝見の湯」でさっぱりしてから林道に向かう事にする。
帰りも美しい紅葉・黄葉を眺めながら温泉に到着。
ここの温泉施設はまだ出来て間もなく、非常にきれいな上に350円と安く、この日も大変賑わっていた。

  
温泉の裏には「犬ころの滝」があり名前のイメージよりは迫力がある滝だった。

再び馬越峠を越えていよいよ相木川上林道にリベンジだ。

待ち合わせ場所の林道入り口の川上第二小学校脇でkajiさんに電話してみる。
ちょうどキャンプ場の設営が終わったのでこれから向かうとの事なでの、しばし待つことにする。


手前が自分、奥が教官さんのトランザルプ、今回はトップケースも外して完全林道走行仕様だ。

現在時刻は15時半。
秋の日暮は早いので暗くなるまでにどのくらい走れるだろうか?
相木川上林道は川上村から南相木村に現在も延伸工事中で、現在はピストン林道だが、いずれ貫通林道となる予定。
いやひょっとするともう開通しているかもしれないので、それをこの目で確かめてみよう。

kajiさんのトランザルプ600が到着していよいよ林道に入る。
この林道は秋山沢線で相木川上林道の支線になり、沢沿いを緩やかに上って行き3キロほどでT字路となり本線に合流する。
右に行くと三国峠方面に抜けられ、左はいずれ南相木村に抜ける予定だ。
私は前回三国峠側からT分岐地点までは走っているので、今回は未踏の左に曲がって相木村側がどこまで開通しているか調査することにしよう。

3台のビッグオフが巻き上げ、舞い上がる枯葉の間を走り抜ける様はかなり絵になる。
途中からは視界も開け、眼下に川上村が、そして遠く山々が望める。

路面は比較的フラットだが、砂状のやや深いダートが多いので結構タイヤが流れる。
右に、左に尻を振りながら進むと先ほど訪れた南相木ダムが遠くに見えてきた。

やがて道は重機に塞がれて終点。
まだ開通はしていなかったが、もうほどなく繋がりそうだ。

戻る途中で最後尾を走っていたkajiさんが痛恨の転倒。
浮石に乗り上げてしまったようだ。
走行には支障はないがエンジンガードが曲がり、カウルにも損傷が・・・
ライダーも肩を打ってしまったようだ。

このカラマツ林の中を走る
気持ちの良いトラバースルート
ダムを眺める教官さん
先ほどのダムが見える
行き止まり地点からふり帰る
残念!貫通はしていなかった
夕暮れが迫ってきた
kajiさん、痛恨の転倒
このあたりは結構滑りやすい路面
私も一度前後タイヤが同時に流され
転倒を覚悟したがかろうじて踏みとどまった
鮮やかな夕日が沈んで行くのをしばし眺めていたが・・・
しかしどんどん暗くなってくるので速やかに撤収することに


薄暗い林道は落ち葉なのか石なのか判断がしにくく油断するとガツン!とアンダーガードが石の直撃を受けてしまう。
小学校脇に戻った時はすっかり日が暮れていた。

ここからキャンプ場まではすぐ。
近くの商店で今夜の酒・食糧を買い込みキャンプ場にる。

テントの戻ればあとは焚き火をしながら飲むだけ。
3人で火を囲みながらいろいろな話に盛り上がった。
餃子やらチキンとキノコのソテーやらを持参した鉄鍋で作りながら、今夜も酒が進む、進む(笑)

さてそろそろお開きというところで、教官さんがいきなり焚き火にダイブして膝を石に強打したのは、ここだけの秘密だぞ。
しかし立ちながら寝れるなんてさすがに鍛え方が違う(笑)

ということで、この日は3人それぞれが何らかのトラブルに出会った一日だったので、明日はノントラブルで行きたいものだが。
しかし今夜は昨夜よりも一層冷え込みが厳しいようで、見上げると満点の星が実に鮮やかだ。


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