蛍を見に行こうツーリング2007

2007年6月13日

関東周辺ではちょうど蛍が見ごろを迎えている。
昨年は房総勝浦まで行ったものの一匹も見る事ができずあえなく玉砕!

一昨年は山梨の下部温泉に行って見る事はできたものの前年の台風の影響で蛍の卵が流されてしまい
孵化が少なかったために非常に数が少なくがっかりした。

その下部温泉の一色地区では今年はかなりの数が観測されて、ちょうど今週がピークのようだ。
雨が降ると蛍は飛ばなくなってしまうので、昨日は絶好の観測日和だと判断して、仕事を2時間ほど早く切り
上げて見に行ってきた。

現地に向かうルートは
1.中央道甲府南インターからR52を南下する
2.中央道河口湖インターから富士五湖を通り本栖道を下る
3.東名富士宮インターからR52を北上する
といろいろあって悩ましいが、ナビお勧めの1.のルートで行くことにした。

中央道甲府南インターを降りる頃にはだいぶ日も暮れてきた。
現地にはちょうど観測に良い時間帯の8時ちょっと前に到着できそうだ。
現地まではほぼ3時間で到着。
現地に着くと平日にも関わらず駐車場には100台近い車が停まり、大勢の人が小さな川辺の道を埋めて
いた。
バイクを止めて川に近付くと、いる、いる、飛んでいる。
目の前を4,5匹のホタルがフーッと点滅しながら飛び交っている。
目を先に向ければあちこちで蛍の光が見える。

蛙の大合唱はあまり気持ちの良いものではないが、目の前を蛍がフワフワと飛んでいる光景はちょっと感激。
しかも時々私の腕や足に蛍が止まっては、しばらく動かないで静かに明滅してくれたりする。

蛍が光るのは求愛活動だそうだが、私はホタルにはもてるのか?
時々カメラのフラッシュが光ったり、道路を走る車のヘッドライトの明かりで闇が消されるのは残念だが、ここ
2年の消化不良が一気に解消した気持ち。
一人で来ているのが残念だが、ここも地域住民の努力で年々蛍の数は増えているそうで嬉しいことだ。

三脚を持って行けば長時間露光で写真を撮れたかもしれないが、今回はカメラを持参しなかったので残念な
がら写真はない。
もっとも蛍の写真は難しいので初めからあきらめてカメラを持っていかなかったのだが。

帰りは東名ルートで帰宅。
平日夜の東名は大型トラックばっかりでちょっと怖い。
結構疲れて自宅に辿り着いたのは零時近く。
帰りの東名でトランザルプは走行7万キロ突破した。
10万キロ突破は思った以上に早そうだ。

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