北海道ツーリング 2007

沙流川キャンプ場 − サホロ湖キャンプ場

9月16日(日) 曇りのち雨

結局朝まで降り続いた雨でテントはすっかり濡れそぼり、撤収作業を考えるとうんざりしてくる。
幸い今日は大した移動は考えておらず、峠を越えた新得町のキャンプ場が目的地。
もっとも明確なスケジュールを立てている訳でも無いので、その日の行動は天気と気分次第なのだが。

幸い雨は上がったが空は厚い雲に覆われ、いつ再び雨が落ちてきてもおかしくない空模様だ。

北海道最初の朝はカレーライス


昨夜は話をできなかった同じサイトの学生チャリダーやライダーに話しかけ、しばらく雑談をする。
チャリダーは私の自転車と同じグレートジャーニーなので親近感がわく(もっとも彼のはドロップハンドル仕様だが)
今回が本格的な自転車ツーリングデビューで、まだ前後荷物満載での運転は慣れないといっていたが、今日はこれから
金山峠を越えて富良野を目指すそうだ。
けっこうしんどいだろうな。

でも自転車の旅はある意味うらやましい。
もっと時間があればチャレンジしてみたいものだが、いつかは北の大地を自転車で走る自分の姿を見れるだろうか?

セローのライダーは5月に福岡を起ち、夏の間は北海道でアルバイト生活を送っていたそうだ。
北海道に来て登山に目覚めたようで、今日も天候が回復したら山に向かうと言っていた。
かなりディープな旅人オーラを発していたが、またどこかで会う機会があるだろうか。
読み終わった雑誌を「暇つぶしにどうぞ」と頂き、荷造りを終え出発する彼を見送った。

日差しが無いので乾きにくいが雑巾でしっかりとテントの水分を拭き取り撤収を始める。
どうもあと数日はこんな天気が続くらしい。
ジメジメと湿ったテントほど不快なものは無いのだが、どうも我慢の日が続きそうだ。


沙流川オートキャンプ場

朝になって雨は上がった
サイトはバイクが乗り入れられる
トイレ(左)と炊事棟
福岡のセローライダー
何時雨が降ってきてもおかしくない空模様
のんびりと撤収準備中
近くに日高線を走っていたSLが展示してあった
79616号機関車 大正13年製造

のんびりと11時にキャンプ場を後にして日勝峠経由で新得町に入り、新得駅前で目当ての蕎麦屋「みなとや」を探したが
残念ながら定休日。
仕方がないので去年も入った「蕎麦の館」に行ってみる。
相変わらず混んでいて順番待ちだが、急ぐ旅でもなし、名前を記入してのんびりと順番を待つ。

20分ほどで名前を呼ばれ、今回は大根蕎麦を註文。
メニューに写真が無かったので自分はもり蕎麦を辛味大根の汁で食べるものだと思い込んでいたが、運ばれてきたのは
大根の千切りとカイワレ大根が混ぜられ刻み海苔が乗った汁かけ蕎麦だった。
まあ、これでも不満はないができればもっと蕎麦の味が純粋に楽しめるものが良かったなあ。


     
  蕎麦の館の店内
  テーブル席と座敷があってかなり広いが混んでいた
イメージと違った大根蕎麦  800円


昼食を済ませ、お目当てのキャンプ場はもうすぐ近くだ。
狩勝峠の手前でパトカーに捕まっている車を見て、去年の二の舞はするまいと気を引き締めながら峠を富良野方面に
上って行く。
すぐに右側に佐幌ダムへと通じる道があり、ナビに導かれてダム湖にある無料のキャンプ場へと到着。

3連休中とあって道内のファミリーキャンパーで結構にぎわっているが、サイト自体が広大で設営場所には事欠かない。
ただしトイレも水場も一カ所しかないので、必然的に駐車場からも近くトイレにも近い場所を選んだ。
水場をチェックすると水道はあるが水が出ない(断水だった)。
トイレ前の水道は出るのだが飲用不可の看板が出ている。
これは飲料水を調達してくる必要があるわけだ。

サホロ湖キャンプ場

点在するベンチの近くに設営した
非常に広いダム湖畔のサイト

設営を終えて時間は15時を回ったが、キャンプ場の前のダートはまだ奥へと続いており、そのまま林道になっている
ようなのでちょっと走ってみることにした。
もともとこのキャンプ場にしたのは無料である事はもちろんなのだが、明日走る予定のパンケニコロベツ林道に近い
というのが決め手になったのだ。

林道へは荷物満載では入りたくないので、近くにベースキャンプを定め荷物を置いて身軽になるために、このキャンプ場
はちょうど良い場所にある。
明日は150km近いダート走行が待ち構えているので、とりあえず足慣らしに走って来よう。

北海道らしい直線的で道幅の広いフラットで締まったダートはついついアクセルを開けがちになる。
やがて林道標識が現れ今走っている道が佐幌二の沢林道という名前だと知った。
どこまで行けるのかわからないが、とりあえず進んで見よう。
沢沿いを緩やかに上りながら林道は続いて行く。
途中いくつかの分岐があったが、とにかく直進していったらいつの間にか支線に入ってしまったようで、徐々に道幅は
狭まり、路面も荒れてきた。

まあこのほうが面白いやと進んでいくと、前方でエゾシカがバイクの音に驚き白い尻尾を見せながらピョンピョンと
脇の茂みに逃げて行く。
さらに進むと益々道は狭まり霧も出てきた。
雨もポツポツと落ちてきたし、Uターンできる場所がこの先あるかも不安だったので、適当なところで引き返すことにした。
ここまでの距離を測っていなかったので、トリップメーターの写真を撮り帰りの距離を測ることにした。

佐幌二の沢林道
林道の全長は17km
佐幌川に沿って登って行く
左に行くと佐幌川本流林道(全長7.3km)
路面は非常にフラットで締まっている
小さな滝が川に流れ込む
登り区間は道幅が狭まるところもある
右に行くと佐幌循環林道(全長14km)
どうやら支線に入ってしまったらしい
霧がかなり濃くなったのでここらで引き返そう
霧に小雨も交じってきた
路面には雨の影響で溝が掘られた場所も
道の両側はクマザサに覆われている
水たまりに突っ込まないように
でもあちこち水たまりだらけ
循環林道の分岐まで戻ってきた
ここからは超フラット直線ダート


結局キャンプ場までの距離は25kmだったので往復50kmのダート走行となった。
関東周辺で50kmのダート走行といえば、結構長い感覚だが1時間半くらいだったので、正直そんなに走った感じがしない。

そのまま新得駅前まで戻り、駅前の温泉に入ってスーパーで買い物を済ませキャンプ場に戻った。
夜になると再び雨は本格的に降り出した。
今夜も雨でテントに閉じ込められた夜になってしまった。
 
新得町営の公衆浴場。                       すっかりオフ車らしい汚れ方になった。

トムラウシ温泉のお湯を毎日運んで来ている。
370円と料金もお得。


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