6月1日(金)に休暇を取ってバイクのメンテナンスを行なった。
行ったといっても自分でやったわけでは無く専用ピット(笑)の青山自動車でやってもらったのだが。
今回は自分では手に負えない内容が多かったので、これはお願いするしかない。
整備項目は以下の通り。
1.リアスプロケット交換 純正43Tから42T(ジュラルミン・ゴールド)
2.チェーン交換
3.チェーンスライダー交換
4.リアホイールベアリング交換
5.オイル交換
部品はあらかじめ注文しておいたので、部品の入荷に合わせてこの日の作業になった。

金色のスプロケットはリムと色が合っていい感じ
併せて普段できない足回りの清掃も行い、すっきりときれいになった。
スプロケは思ったほどは減っていなかったので、一応予備に持っておくことにしたが、交換して取り外したチェーンスライダーは
新品と見比べると一目瞭然な溝が刻み込まれていて完全に交換時期を過ぎていた。
スプロケの歯数が42Tになったことで、同じ速度ならエンジン回転数が多少は減るわけだが燃費の向上にも期待が持てそうだ。
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ということで週末は試運転を兼ねて埼玉・長野・山梨にまたがるエリアの林道走行をしてきた。
走行コースは自宅から調布インターまで下道を走り、勝沼インターまでは中央道。
そこから塩山市を経由して雁坂道で秩父へ出る。
中津川林道を上り、三国峠から川上村に下って廻り目平キャンプ場で設営を済ませ、荷物を置いて身軽になってから、川上
牧丘林道を上り、クリスタルラインの林道を適当に走ったあと、相木川上林道を走るプラン。
中津川林道も川上牧丘林道(長野側)も下りしか走った事がないので、上りルートは初挑戦となる。
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午前7時に自宅を出発。
中央道を下りて雁坂道に入る。
いつもは牧岡林道を通り大弛峠を越えて行くことがほとんどなので、雁坂トンネルを抜けて秩父に出るのは初めてだ。
トンネル手前の西沢渓谷の入り口にもたくさんの車が止まっていた。
西沢渓谷と七ツ釜五段の滝にも心惹かれるが、そちらはまた日を改めて行くことにしよう。
雁坂トンネルを抜け中津川林道に入ると、しばらくして舗装区間が終わりいよいよダートの始まりだ。
ダートになってすぐにおなじみの素掘りのトンネルが出迎えてくれる。
休日なので4輪も結構走っているし、バイクは重量積載なのでゆっくりと登って行く。
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新緑の渓谷を眺めながら
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おなじみ林道の立体交差
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パニアケース装着時はグラっと来たら
支えきれないので慎重に走行する
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峠近くになると展望が開けてきた
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全体的に走りやすい路面が多い
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小型スクーターでも無理しなければ問題ないレベル
(楽ではないだろうが)
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中津川林道は途中若干荒れたところもあるが、基本的には良く整備された路面状況で途中何度か写真を撮りながら三国峠に
到着。
峠の上はお約束のようにオフライダーがたむろしていた。

前回下った時よりも、林道に対する慣れもあるだろうがあっさりと走り切ってしまい意外と短く感じた。
長野県側に入ると一転舗装路面になり、対向車もめっきりと少なくなる。
途中の相木林道の入り口を確認し、とりあえずキャンプ場に向かった。
廻り目平は相変わらずの人気で、午前中にも関わらず駐車場は満杯状態であり、すでにあちこちにテントが張られていた。
このキャンプ場は非常に広く設営場所には困らないのだが平たんな場所が少ないのが欠点だ。
何とか平らな場所を見つけて設営終了。
テントの中にパニアケースや余分な荷物を入れて、前後タイヤの空気圧を下げ、振動が心配なのでナビも取り外し林道走行
態勢が整った。
さあ大弛峠に向けて出発だ!
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渓流にかかる橋を渡るといよいよダートの始まり
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上から下ってくる4輪車も結構多かった
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最初は走りやすい路面が続くが、途中から
ヘアピンカーブが連続し路面もガレて来た
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山頂付近にはまだ雪渓が見える
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頂上に近付くにつれ拳大の砕石がごろごろするような
路面になるが、やはり上りの方がコントロールしやすく
ほとんど休憩すること無く一気に登り切りった。
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写真を撮る以外は休憩なし
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路肩に雪が残る頂上付近
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峠の駐車場が満杯で登山客の車が長野側の
悪路にまで多数路上駐車していた
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大弛峠に来るのはこれで5回目だが今回は峠に停まることなくそのまま山梨側を下りて、柳平から乙女峠を抜けて木賊峠から
池の平林道に入った。
途中の分岐で右に入った支線は結局ピストンだったが、締まった土の路面がうねりキャンバーもあり走っていて楽しめた。
突然崖の上に出て道は終わっていたが、終点地点は少し展望が開けて休憩ポイントには良い場所だと思った。
林道標識を良く見ないで適当に走っていたら、いつのまにか元来た地点に戻ってしまった。
まあいいやと適当に下って行ったら木賊平林道の出口に到着。
木賊平林道から樫山林道に入ったが、こちらは1年間ですっかり舗装工事が進み、ごくわずかのダートが残っているだけだった。
残っているダート部分は日陰で水たまりがあちこちにあり、マディな路面が多かった。
最後はほとんど崩壊した舗装路面を通り県道に出て終了。
途中で大きなニホンザルを見かけたが、あっというまに茂みに隠れてしまいカメラを取りだすチャンスもなかった。
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その後、増富ラジウム温泉の日帰り入浴施設「増富の湯」でのんびりと温泉を楽しみ、信州峠を越えてしばらく行った場所に
ぽつんとある旨い蕎麦の店「善慶庵」で遅い昼食を摂ってから、いつものようにスーパー「ナナーズ」で買い出しをしてキャンプ
場に戻った。
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増富の湯 700円
温度別のぬるめの源泉浴槽が3つに40度の浴槽や薬草風呂など何種類もの浴槽があり、いかにも効きそうな温泉。 湯治に訪れている人も多いようだった。
源泉は薄い茶色でかけ流しだ。
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