恒例 紅葉を求めて廻り目平キャンプ場2006

2006年10月21日(土)

秋真っ盛り、天気も良さそうだし紅葉を求めて半ば恒例になった長野県川上村の廻り目平キャンプ場に出かけた。

当日は午前10時に自宅を出発。
のんびりし過ぎたので中央道は渋滞しているだろうから、たまには目先を変えて違うルートから行ってみようと
東名経由御殿場から河口湖を経て御坂峠を越えて山梨に入る事にした。
しかし御殿場から山中湖、河口湖までは渋滞で、狭い道ではすり抜けもままならず河口湖到着まで3時間くらい
かかってしまった。
河口湖大橋手前のコンビニでサラダ巻きを買って駐車場でパクパク。
はい昼食おわり。

御坂峠旧道トンネル 甲府側入り口


初めて走る御坂峠。
あえてトンネルは通らずに旧道を上がる。
旧道の頂上は照明も無い1車線のトンネルで、車はすれ違うのは無理。
このあたりは紅葉はまだまだ。

中央道の釈迦堂PAの下を通って国道20号を少し走る。
葡萄狩りシーズンなので観光農園の駐車場には大型バスも目立つ。
山梨市駅前から国道140号にぶつかりフルーツ公園そばを通り、走りなれた杣口林道へ。
ダム工事中なので工事車両が多く、前方には大型ダンプが何台も走りペースは上がらない。


建設中の琴川ダム 完成は来年の予定でかなり出来上がってきた
この時代、このダムが本当に必要なのかはわからないが、来年来る時は大きなダム湖が出来ている訳だ。


川上牧丘林道に入り標高をグングン上げて日本の車道最高所である大弛峠を目指す。
峠は手前駐車場に入りきらない車が路肩に路上駐車して大混雑。
今回は峠で休憩することもなく、そのままお楽しみ?の長野側の林道へ突入。
山梨県側が完全舗装なのに対し長野県側はうれしいことに9kmの未舗装が残る。
この道は下り始めが傾斜も急で路面もかなりガレているので手強いところ。
前回は緊張で肩にかなり力が入ったけど、今回は割りと力が抜けてリラックスできているみたい。
それでも調子に乗ると手痛い目に遭うので慎重に下っていく。
ちょっと休憩して下りてきた道を振り返る
道はまだまだこれから


このあたりの路面はこんな感じ
コブシ大の石も多い

そのうち下から上がってくるエンジン音が聞こえる。
しばらくすると3台のバイクが上がってきた。
それもカブを含めて皆90ccクラスのスクーター。
良く上がってきたなあと思って見ていると、その内の一人が引き返してきた。
峠まであとどのくらいで、道の状況はどうなのか知りたかったらしい。
「あと10分くらいで峠だし、峠の向こうは全面舗装だから頑張って!」と励ました。
そのあとに「この先頂上までははもっと厳しいけどね」と付け加えて(笑)
何でも仲間5台で中津川林道を通り、そのまま川上牧丘林道にトライしたらしいが、こんな悪路だとは知らなかった
らしい。
うん、その気持ちわかるよ。
自分もアベニスで同じ思いしたもん。
意を決した彼は再び登り始めたが
途中からあきらめて押し始めてしまった
まあ何とか登れたとは思うが
針葉樹が多くて紅葉する木が少ないが
この時期の林道はきれいだ
雲間から覗く青空が高い
この先は比較的路面も良くなり傾斜も緩くなるので走っていても楽しい。
締まった路面、砕石の路面、砂状の路面が交互に現れる。
徐々に傾斜も緩やかになり最後は舗装路に出てキャンプ場に到着。

すでにキャンプ場には多くのテントが
結局去年と同じ場所にテントを張った
(正面奥ツートンのテント)

屋根岩が西日を受けて輝いていた



このキャンプ場はやたら広いのでテントの場所によっては炊事場にもトイレにもずいぶん遠くなってしまうし、
トイレはボットンだし、温泉も近くに無いし(受付の金峰山荘の風呂には入れますが温泉では無いし宿泊者優先)、
ゴミは持ち帰りだし・・・
って欠点もいろいろあるけどサイト全面直火OKという今時珍しいキャンプ場。
それに山に囲まれた林間サイトは雰囲気抜群で700円という値段もまあまあ。
キャンパーの大半は登山や岩登りの人で、この日見かけたライダーは5,6台だった。
設営を済ませると日も暮れてきたので、バイクで10分ほどの川上村役場近くのスーパー、ナナーズに買出しに。
ここは品揃え豊富で食材の調達には非常に重宝する。
再びキャンプ場に戻る頃にはすっかり暗くなってきた。
受付で薪と炭を買って石を積んだカマドで久しぶりの焚き火を楽しむことにしよう。

夜中に2度トイレに起きたときに見た星空のきれいだったこと。
実はこの日はオリオン座流星群が一番良く見える日。
そうとは知らなかったのですが、たまたま見上げたオリオン座を横切り流れ星ヒュッ→☆
あっ!久しぶりに流れ星見たぞ、
と思っていたら、またヒュッ→☆
流星群と知っていればもっと頑張って見てたのに、気温1度の寒さに早々にテントに戻ってしまった。


NEXT         INDEX