山梨県の武川村に行ってきた。 本当は昨日、今日と休日出勤の予定だったが、いろいろフラストレーションが貯まり無性に走りに行きたかった ので「まあ明日がんばればいいや」と出勤途中で道を替え環八から何故か中央道に乗っている自分がいた。 はっきりしたあても無く、ガソリンも少なくなってきたので甲府昭和インターで下りて給油。 そのまま20号線を走ると”舞鶴松”という観光案内標識があり、何気なく寄って見た。 |
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萬休院という寺の境内にあり樹齢およそ450年 枝が笠状に広がり鶴が羽を広げたように見えることから名づけられた 国の天然記念物に指定されている
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この近くには有名な神代桜がある。 |
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雨上がりの森の緑を見てフィトンジット効果を感じた気分になって滝へと目指し遊歩道を進むのであった。 しばらくすると前座の滝が次々と登場。 |
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滝つぼの脇を急な鉄の階段で登り、川を吊橋で渡る。 この渓谷は地蔵が岳を水源とする石空(いしうとろ)川で竜洗峡と呼ばれている。 ちょうどフォッサマグナが貫いている場所で、その断層の影響で造られた地形ということだ。 水分を持たずに(途中でペットボトルのお茶を買おうと思って買いそびれた)来たので、流れる汗とともにかなり 疲れてきたが、すれ違う人は家族連れが多く、小さな子供も元気に歩いている。 弱音を吐くわけにはいかないぞ! いざとなれば沢の水を飲めばいいさ。 最後の急な坂を登りきると滝見台が現れて、ようやく滝の全貌が明らかになった。 |
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9段の滝は滝見台から見ると精進ヶ滝とつながって見えるが実際は結構離れているようだ。 |
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滝見台のベンチで弁当を食べて元気を回復し、遊歩道を下って駐車場に戻る。 駐車場には湧き水があり、乾いた喉を潤したが、この水が実に美味い。 本当に生き返った気分だ。 ここから来た道を引き返すのもつまらないので林道を先に進んだ。 小さな峠を越え御座石鉱泉という看板を発見。 かなり汗をかいたので風呂に入りたい。 登山客しか泊まらないだろうと思われる山荘で入浴できるか聞いたら1260円だという。 高〜い!と思ったが、これも話のタネだと思って入浴する事にした。 風呂はもちろん貸切。 多少ぬるっとした感じの湯だが泉質は単純泉。 源泉を加熱し循環しているのだから温泉としての価値はあまりないだろう。 窓も開かないので入浴しながら外の景色を見ることもできない。 それでもさっぱりはしたし、山道を歩いて右ひざが少し痛み始めていたのも、だいぶ楽になった。 風呂から出てウーロン茶のペットボトルを買ったら300円。 ここはなんでも物価は2倍なのかい? 背に腹を代えられず買ったけど、玄関を出たら水道があってその水のほうがよっぽど美味かったのは皮肉だ。 ちぇっ、失敗したぜ。 |
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ここからの帰り道はずっと未舗装路が続き、トランザルプで初めてのダート走行となったがアヴェニスでおっかな びっくり走っていた時とは大違いで、楽しい楽しい。 これでツーリングでの行動半径が大きく広がるなと実感した。 まあそれを期待してトランザルプを選んだのだから当然と言えば当然なのだが。 振り返るとこれが林道走行の楽しさを知るきっかけになったようだ(2007年6月記) 韮崎から甲府昭和インターまで20号を戻り中央道で帰路へ。 帰りは調布インターで下りて府中街道経由で完全に暗くなる前には帰宅できた。 家に着く直前から大粒の雨が落ちてきたが、なんとか合羽を着るような雨には遭わずに済んだ。 当初は蓼科あたりに行くつもりだったが、ひょっとした事で良いものを見せてもらったと思う。 |