涼を求めて箱根・足柄ツーリング

2006年7月30日(日)

晴れていれば早朝から日帰りツーリングに出かけるつもりで一応4時には起床。
まだ早いと5時半に携帯のアラームをセットして寝直したら起きたのは7時半。
前夜飲み会で帰りが遅かったのが効きました。
天気は良さそうなのでゆっくりと出発して近場をのんびり走ろうと思い、涼しいところが良いので箱根へ
行く事に決定。
朝食を済ませたあともTVを見ながらのんびりして出発したのは10時過ぎ。
東名・小田原厚木道路で行くか、海岸沿いのルートで行くか考えたが、今回は横浜新道・新湘南バイパス
西湘バイパス・箱根新道ルートを選択。
いずれもETCが使えるの道路でモニターとしてはなるべく多くの道路を走行してモニターとしての使命を
果たすのだよ、うん。

西湘バイパス手前でトランザルプとすれ違いちょっと嬉しい。

西湘バイパスのPAに旧車檜の集団がたむろしており、その趣味の悪さに嫌気がさしてすぐに出発。

箱根方面の分岐でその旧車檜だか族だかわからないバイクが単独事故で転倒している。
すでにパトカーが来て救急車の到着を待っていたが、事故を起こした本人は路上に横たわったまま
うなっていた。
バイクはその20mくらい先に転倒していたので速度超過でカーブを曲がりきれなかったのだろう。
それなりの格好をしていれば怪我も最小で済むのに、バイクに乗るには軽装過ぎる。
生きているのは確かだし、あまり同情する気も起きずに横を通り過ぎた。

箱根は薄霧がかかり寒いくらい。
期待した眺望はさっぱりだ。
箱根峠を越えてそのまま三島方向に下ってしまったので途中でUターン。
そのついでに今まで通り過ぎるばっかりだった山中城跡を見てきた。
戦国末期に北条氏が築城したが秀吉の小田原攻めの際に落城し、現在はその遺構だけが残されている。
堀の跡
本丸跡
こちらも堀跡
本丸跡からの眺望
戦略的に重要な箱根の山中に築かれた山城で建物は一切復元されていないが、ちょっと戦国の世に思いを
はせてみたりした。

再び箱根峠に戻り熱海方面を十国峠まで走りUターン。
今度は芦ノ湖スカイラインで御殿場方面に向かう。

霧は無いが雲が多く絶景とはいかない
途中の駐車場で一休み
コーナーを気持ちよく走るバイクがひっきりなし

御殿場に出て今度は足柄峠を目指す。
途中あしがら温泉という施設があったので立ち寄る事にした。
小山町町民いこいの家という事で観光客ではなく地元住民用の施設で入浴料金500円で、まだできたばっかり
のようだ。
泉質はアルカリ性単純泉で癖の無いさっぱりとした湯。
風呂から出て下を走る東名を見ると上りが大渋滞。
帰りのルートを悩みながらも足柄峠へ。


峠の途中で林道(竹之下金時線)を発見したので入ってみた。

 

走ってみると途中から結構傾斜があり、浮き砂利の路面は結構前輪を取られる。
時々深い溝もあったりしておっかなびっくり注意しながら走る。

 

途中に分岐がありどっちに進むか引き返すか迷ったが、路面が締まったダートに見えた左側に進んでみた。
砂利が少ない分、ぬかるんだ路面に後輪が何度もすべりながらほどなく林道出口(入り口?)に到着した。
しかしゲートが閉まっている。

 

片方だけ閉めていても意味無いと思うがゲート脇を通り抜ける勇気も無いのでここで引き返す事にした。
落ちたら最後だもんね。

帰りは路面状況を把握しているので多少気が楽。
無事転倒せずに林道入り口に戻ってきた。
現在装着しているタイヤ(ミシュランSIRAC)はロード寄りなので粗い路面やダートだとグリップしないので怖い。
かと言って走行の95%以上はオンロードだから、ブロックパターンのタイヤを履くのも使いにくいだろうし。
まあ林道に入るのは北海道とかにツーリングに行った時にどこまでのダートに入っていけるかの予行演習で
別に林道をガンガン走ろうと思っている訳ではないので・・・

林道の出口はどこにつながっていたのか気になったので足柄峠から右の道に入ってしばらくすると、先ほどの
ゲートを発見。

 
バイクをゲートの向こうとこちらに置いての撮影に成功じゃ!!
今度は行かなかった右側にもチャレンジしてみようかな。

そのまま峠を下って夕日の滝を撮影。
一度来た事があるが今回は滝撮影用に三脚を持参してきてるのだ。
ここは駐車場からキャンプ場を抜けるとすぐ小さな林の奥に滝が見える。



  
あまり大きな滝(落差23m)では無いが金太郎が産湯を使ったという伝説も残る雰囲気のある滝。
近場で見られる滝としてはなかなかじゃないかな。

続いて酒水の滝へ

ここは100名瀑の一つで知名度は高い。

   


前回もそうだったが落石で近くまでは行けず手前からの写真だけでちょっと残念。
木々がうっそうと茂っており、まさに昼なお暗くという感じ。


名水の飲み場は手持ちで撮ったら手ブレがひどいが、それほど暗いということ。

国道246に出るとひどい渋滞、大井松田から東名に乗る予定だったが、東名も30Km近い渋滞の情報だった。
迷ったが高速ですり抜けていったほうが早いだろうと判断して東名へ。
結局横浜までほとんどすり抜け走行の連続。
それでも18時過ぎには無事帰宅。
ちょこっと散歩ツーリングのつもりが意外と濃い内容になってしまったぞ。



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